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6種複合免疫療法

6種複合免疫療法

がんの治療には、主に「外科手術」「化学療法(抗がん剤治療)」「放射線治療」の三つがあります。これらの治療法はがん細胞を直接攻撃する効果がありますが、同時に患者さんの体に大きな負担をかけることもあります。

たとえば、手術は体に傷をつけ、抗がん剤は吐き気や脱毛、免疫力の低下といった副作用を引き起こします。また、放射線治療も皮膚炎や臓器への影響をもたらすことがあります。これらの影響は、患者さんの体力や生活の質(QOL)を大きく損なう可能性があります。特に、高齢者や体力が落ちている患者さんにとっては、副作用が強く出て治療を続けるのが難しくなることもあります。

当院では『6種複合免疫療法』を取り扱っています。がん治療の第4の選択肢と呼ばれる「免疫療法」の1つで、患者様ご自身の免疫細胞を活用したがん治療です。

ご本人の細胞を使うため拒絶反応や強い副作用などは非常に少なく、体力の衰えた方やご高齢の方でもがん治療を受ける事が可能です。

6種類の免疫細胞の役割

6種複合免疫療法に含まれる免疫細胞にはそれぞれ異なる作用があり、それぞれの細胞が連携をする事でより効果的にがん細胞を攻撃します。

1. 樹状細胞
がん情報を他の免疫細胞に伝え、攻撃指令を出す
2. NK細胞
がんを発見次第、攻撃する
3. キラーT細胞
樹状細胞からの指令を受け、がんを攻撃する
4. NKT細胞
他の免疫細胞を活性化させる
5. ガンマデルタT細胞
他免疫細胞が見落としたがん細胞を攻撃する
6. ヘルパーT細胞
他免疫細胞のサポートを行う

論文に掲載された6種類の免疫細胞の有効性

2023年に発表された論文で、1種類の免疫細胞より、6種類の免疫細胞の方がより多くがん細胞を攻撃した研究成果が掲載されました。

詳しくは、下記のリンクをご参照ください。
https://dici.co.jp/news/123/

6種複合免疫療法の治療有効率

6種複合免疫療法を1クール(6回)治療を受けた方で、がんの進行が抑制できた方の割合は79%でした。(調査人数:380名 調査期間:2020年06月~2024年07月)

治療対象となるがん種

免疫細胞はどのようながん種に対しても攻撃を行うため、ほぼ全てのがん種に対応しています。

標準治療が難しい膵臓がんや肺がんの他、消化器、呼吸器、泌尿器、婦人系の多くのがん種を治療可能です。

ただし血液から免疫細胞を作る治療であるため、血液内にがん細胞が多く含まれる血液がんに対しては、治療できない場合があります。

リスク・副作用

6種複合免疫療法は患者様ご自身の免疫細胞のみを利用し、薬剤なども含まれていないため、副作用がほとんど無いのが特長です。

手術や抗がん剤などのがん治療は基本的に副作用の強い傾向がありますが、6種複合免疫療法で利用する免疫細胞はがん細胞のみを攻撃し、正常な細胞には手を出しません。

そのため体力の少ない方や、末期がんや転移がんの方でも問題なく治療を開始できます。

安全性について

6種複合免疫療法の製造は厚生労働省から許可を受けた日本国内のCPC(細胞培養加工施設)で行われます。

CPCでは高度なクリーンルームを備え、厳格な衛生管理のもとで、専門的な知識と技術を持ったスタッフが、細胞の加工・培養を行います。

同仁培養センター
FA7200001
同仁培養センターⅡ
FA7240001

治療の流れ

採血
患者様から血液を採取します。
細胞加工
国内の細胞加工センターで、採取した血液から6種類の免疫細胞を分離し、増殖・活性化させます。
点滴
増殖・活性化された免疫細胞を患者様の体内に戻します。

価格表

初回相談料5,500円(1回)

6種複合免疫療法 CSC

初期培養費20,000円(1クールごと初回のみ)
治療費350,000円(手技料・消費税込/1治療分)
6回投与(1クール)2,120,000円(消費税込)

6種複合免疫療法 BASIC

初期培養費20,000円(1クールごと初回のみ)
治療費300,000円(手技料・消費税込/1治療分)
6回投与(1クール)1,820,000円(消費税込)

外部リンク

さらに詳しく知りたい方は、公式サイトをご確認ください。

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